「オガサワラオオコウモリを救え!緊急支援物資支援プロジェクト」を展開中です。

救護されたオガサワラオオコウモリの幼獣を人工保育するための物資を集め、おがさわら丸に積み込んで送りました。小笠原海運のご協力をいただきました。

「どうぶつたちの病院」東京プロジェクトは、オガサワラオオコウモリの野生復帰を目指します。
・ 7月31日に父島で生後2~3週齢のオガサワラオオコウモリ(絶滅危惧種)が救護され、都指定の救護団体であるNPO法人小笠原自然文化研究所(以下、NPO)に収容
・ 一時は本土動物園施設への搬送も検討されたが、関係行政機関では現地での野生復帰を決断し、NPOに対して継続飼育を指示
・ NPOは、オオコウモリの野生復帰経験が豊富な(財)沖縄こども未来ゾーン・金城輝雄獣医師や専門研究者等に飼育指導を要請
・ その後、順調に生育していることから、現地にNPO等がリハビリケージの設置を決定
・ この間、NPO法人どうぶつたちの病院がコーディネーターとして飼育技術支援チーム(沖縄)と物資支援チーム(東京)で関係機関と調整活動を展開
・ 野生復帰まで3ヶ月程度の飼育が必要と判断されたため、その間のケアに必要な物資(ケージ、保温器具、医療用器具等)の支援をNPOが(社)東京都獣医師会野生動物対策委員会(以下、委員会)に要請(8月17日)
・ 小笠原への船便が21日出航であるため、委員会として緊急支援を決定し、担当役員の病院から19日に支援物資を宅急便で発送
・ また委員会からNPO法人野生動物救護獣医師協会に対し協力を要請し、21日早朝に支援物資を船積み
・ 今回の緊急物資支援活動は、以下の3団体による協働事業として実施した
(社)東京都獣医師会野生動物対策委員会、NPO法人・野生動物救護獣医師協会、
 NPO法人・どうぶつたちの病院