アカガシラカラスバト保全計画づくり国際ワークショップ共催

世界に40羽、小笠原諸島にしかいないアカガシラカラスバトの絶滅回避のために各分野の専門家、関係者、地域住民が小笠原・父島に集まって課題を挙げ、解決への具体的な行動計画を立てて、実行の第一歩を踏み出します。

 

このIUCNの野生生物保全繁殖専門家グループ(CBSG)を交えた「国際ワークショップ」という手法は、世界65カ国、170種以上の絶滅危惧種の保全計画づくりに採用され、日本では、2006年1月にヤンバルクイナとツシマヤマネコで行なわれた実績があります。

NPO法人どうぶつたちの病院は、ツシマヤマネコ、ヤンバルクイナに続き、このアカガシラカラスバト保全計画づくり国際ワークショップを共催し、事務局長をはじめ6名が参加します。

また、父島や母島のアカガシラカラスバトに関わる人たちと協働で、利益の全額が野生動物保護に使われる「はと商品」を開発、これを手数料なしで販売する地元商店の協力を得て2008年元旦より父島で販売開始しました。

 

2008年1月10日~12日
東京から1000キロ離れた父島で
小笠原の自然再生を実現する第2幕が上がります。