対馬動物医療センターの駐車場には園芸用ポットが沢山置いてあります。
どんぐりポット苗づくり
これは11月19日に、ツシマヤマネコ応援団のみなさんがつくったどんぐりのポット苗です。
「ツシマヤマネコ応援団」は、ツシマヤマネコと対馬の自然を守りたい、という想いを持ったボランティアのグループです。様々な活動を行っていますが、その中の「とらやまの森再生プロジェクト」の一環でどんぐりを植えています。
とらやまの森再生プロジェクト
〈とらやま〉は対馬でツシマヤマネコを指す言葉です。
「とらやまの森再生プロジェクト」は、ツシマヤマネコが多く生息していたころの豊かな森を再生させ、人が自然と共生できる環境をつくるための計画です。
具体的には、木の実のなる木を増やすため、どんぐりを集め、苗にして伐採跡地に植えていきます。
来年3月には、一昨年蒔いたどんぐりから育った苗を山に植える植樹祭が予定されています。
発芽
今回植えたどんぐりは来年春〜再来年春に発芽し、数年かけて山に植えられる大きさに育ちます。
発芽時期はどんぐりの種類によって異なり、アベマキは約10日で芽を出し始めました。
対馬動物医療センターは、ツシマヤマネコをはじめとする対馬のいきものたちが棲みやすい環境の再生に取り組んで行きたいと考えています。
そのために、駐車場をどんぐりポット置き場として提供しツシマヤマネコ応援団に協力しています。
お近くへいらした際には、苗をご覧にお寄り下さい。