野生動物画家 岡田宗徳さんの個展「Wildlife Art展 in 東京」が、6月13~15日に東京・吉祥寺で開催されました。この個展のテーマは「ツシマヤマネコ」。会場にはツシマヤマネコ(5作品)をはじめ対州馬、ヤンバルクイナなどを描いた力作20点が展示され、梅雨の晴れ間の週末でサッカーワールドカップ開催直後にもかかわらず、お客様ひっきりなしの大盛況でした。ご来場くださった皆様、どうもありがとうございました。
岡田さんは、昨年暮れに実際に対馬まで取材に行かれ、なんと野生のツシマヤマネコにも遭遇することができたそうです。そのツシマヤマネコの精霊が絵筆に舞い降りたのでしょうか、今にもヤマネコがそろりそろりとキャンバスから抜け出してきそうな気配でした。また、いずれの作品からも、やわらかい光のなかに動物の息づかいや命の美しさが感じられて、本当に素晴らしかったです。
今回は、岡田さんのご厚意により、どうぶつたちの病院も会場の一角をお借りし、ツシマヤマネコ保護に関する活動紹介や情報提供、オリジナルグッズの販売をさせていただき、多くの方にアピールすることができました。
個展終了後、岡田さんよりどうぶつたちの病院へ、画集とポストカードの収益金をご寄付いただきました。私たちも、岡田さんの作品に描かれたような生き生きとしたツシマヤマネコが対馬で暮らし続けられるように、今後も活動を続けてまいります。
ここに、岡田さんが個展にて掲示されたメッセージをご紹介します。