井の頭自然文化園「ヤマネコ祭」に参加しました

　爽やかな秋晴れのもと、ツシマヤマネコの飼育下繁殖に参加している井の頭自然文化園（東京都武蔵野市）にて「ヤマネコ祭」が開かれました。ツシマヤマネコの保全や研究にかかわる団体や個人が活動紹介や研究発表、ワークショップ等を行ったほか、ヤマネコ講演会やヤマネコおはなし会、ヤマネコ芸術祭にコンサートが行われるなど、盛り沢山のお祭りでした。

当法人もブース出展をして、クイズラリーや活動紹介のパネル展示、オリジナル商品の販売等を行いました。 

前月の京都市動物園でも大好評だった、クイズラリー「見てみて・動いて・考えよう！ツシマヤマネコの未来のこと」を井の頭自然文化園でも実施。子供たちが園内のツシマヤマネコ関連施設をめぐり、ツシマヤマネコの特徴や保護について学びながら、クイズに回答し、クイズの解説を聞きながら、回答に応じた消しゴムハンコを押して自分だけのエコバックを作りました。全問正解すると、正しいツシマヤマネコの姿になります。 

ヤマネコ舎、ヤマネコミニ特設展、対馬市ブース、彫刻館にクイズを設置しました。

2日間で300名分を用意し、2日目のお昼過ぎには受付終了という盛況ぶりでした。参加された皆さん、ツシマヤマネコについて思いを巡らせてくれたでしょうか。

両日開催された「ヤマネコ講演会」では、ツシマヤマネコの飼育や研究の状況、生息地の対馬について等、最新の情報を学ぶことができました。

対馬からは「たまひめちゃん」も来てくれました。

今回は、ヤマネコアーティストの皆さんによる「ヤマネコ芸術祭」も行われました。

このたび、「ヤマネコ芸術祭」に参加された動物画家の岡田宗徳さんのご厚意により、販売された画集の売上について、当法人へ寄付していただきました。

どうもありがとうございました。

どうぶつたちの病院の本イベントの活動は、ＡＬＩＶＥ基金の助成を受けて実施しました。