日時:2015年10月17日(土)・18日(日)
場所:京都市動物園
京都市動物園はツシマヤマネコの保護増殖計画に参加し、2012年3月からメスのツシマヤマネコ「みやこ」を飼育展示し、2013年より、ツシマヤマネコの繁殖に取り組むための「ツシマヤマネコ繁殖施設」(非公開)を整備しています。
この京都市動物園で、絶滅の危機に瀕しているツシマヤマネコについて、幅広い年代の方々に興味や関心をもっていただくことを目的に「やまねこ博覧会」が開催され、当法人もブース出展をして、スタンプラリーや活動紹介のパネル展示、オリジナル商品の販売等を行いました。
園内を利用したスタンプラリー「見てみて・動いて・考えよう!ツシマヤマネコの未来のこと」では、子供たちがツシマヤマネコの特徴や保護について学びながら、クイズに回答し、クイズの解説を聞きながら、回答に応じた消しゴムハンコを押して自分だけのエコバックを作りました。全問正解すると、正しいツシマヤマネコの姿になります。
このスタンプラリーは、昨年に続いての実施ですが、今年はALIVE(NPO法人地球生物会議)基金を活用して作成した冊子「みんなで考えよう!ツシマヤマネコの未来のこと」を参加者へ無料配布しました。子供たちが動物園から帰ったあとでもじっくりツシマヤマネコのことを楽しく思い出し、また考えてもらうきっかけになればと思います。
2日間でのべ249名がスタンプラリーに参加し、うち228名がエコバックを作成されました。これも楽しいお土産になったかな。
また、17日の講演会「つしまやまねこ おはなし会」では、当法人のツシマヤマネコ飼育員も演壇にあがり「ツシマヤマネコってどんなねこ?」について発表しました。
この活動は、ALIVE基金の助成を受けて実施しました。