このたび、平成28年度秋の叙勲において、どうぶつたちの病院の副理事長、杉谷篤志獣医師(2015年まで理事長)が、長年の小動物への臨床の従事や、絶滅が危惧される長崎のツシマヤマネコと、沖縄のイリオモテヤマネコの保護活動に尽力した功績により、旭日双光章を受章しました。
杉谷獣医師は、2004年の本法人設立当初から昨年まで理事長として、ツシマヤマネコなど希少野生動物の保護のため、地域住民や行政と連携して精力的に活動を進めてきました。この間、対馬では市ネコ適正飼養条例が制定され、飼い猫の去勢・避妊手術やワクチン接種が地域に根付き、ツシマヤマネコの脅威であるイエネコの対策が進みつつあります。
本人よりのメッセージです。
「今回の受章は、九州地区獣医師会連合会や本法人など多くの方々の協力による活動が評価されたものであり、私はその皆様のうちの一人に過ぎません。今後も、次を担う若い世代と一緒に、自分の役割を果たしていきたい。」
今後もどうぶつたちの声に寄り添う活動を続けてまいります。引き続きのご支援をよろしくお願い申し上げます。