4月27日。大雨が過ぎ去り、空を見上げると雲一つない快晴。
今日は絶好の放鳥日和!
ということで、動物病院で保護していた野鳥オオコノハズクの放鳥に行ってきました。
「カラスにつつかれていじめられていた」との理由で保護された子で、体重200グラムの大きめのオオコノハズクです。
幸いなことに目立ったケガや傷はなく、うずらのお肉を与えるとパクパク食べてくれてすぐ元気になっていきました。
数日後には飛べるようになり、野生にかえしても生活できる状態になったので、放鳥しに保護された上対馬町比田勝へ。
広めの空き地に段ボール箱をセット。「森へお帰り」と箱を開けましたが、飛ぶ気配は全くなし・・・
「これ、大丈夫かな?」
仕方なく手でつかんで離してあげるとバサバサッ!と勢い良く翼を広げて森の中に飛んでいきました。「よかったぁ~!」と一安心。
動物が元気になって住処に帰っていくのは、やっぱりうれしいものです。
放鳥したあのオオコノハズクには幸せに暮らしてほしいですね。