八畳、六畳、四畳半?

皆さま

こんばんは、職員の太田です。

 

あっという間に3月下旬となりました。

世間では、転勤、入社、入学、卒業など、すっかり引っ越しシーズンです。

対馬でも同様で、この時期以外ではあまり目にすることのない引っ越し業者のトラックを見かけるようになりました。地元や親元を離れての進学や入社をする方、素晴らしい門出になることを対馬より祈っております!

 

さてさて、皆さまの引っ越し先の間取りは気になるところですが、対馬では今回の本題となるものが飛来していました。

 

 

朱色の羽色が美しい「ハチジョウツグミ(Turdus naumanni)」です。

ここまで朱色が強い個体は珍しい気がしますが、基本的には雄が成熟するとこのような羽色になります。和名は八丈島で捕獲されたことが由来とされています。八丈島に多数が生息しているわけではなく、八丈島には渡りの中継地として飛来していたと考えられます。日本には冬鳥して少数が飛来してきます。

ツグミの亜種だったと記憶していましたが、2020年の国際鳥類学会議でツグミとハチジョウツグミは別種の関係になったそうです。

別種となりましたが、ツグミと交雑することが知られており、交雑することにより一部がツグミのような羽色になる場合があります。

 

一部のバードファンの間では交雑の具合でハチジョウツグミですが六畳ツグミや四畳半ツグミなんて呼ばれることがあります…

交雑すると間取りが狭くなるとは悲しいことです…😿