皆さま
こんばんは! 職員の太田です。
先月ツシマヤマネコ野生順化ステーションにやってきたNo.103「したる」(以下、したる)の近況をご報告します。
したるは東山動植物園生まれたの雌個体で、年齢的には亜成獣の個体となります。
ステーションに移動後は検疫と呼ばれる病気や寄生虫感染の有無を確認するための室内飼育を続けています。
食欲旺盛、排便状態に関しても問題なく元気に過ごすことが出来ています。
少し暇そうな様子が見られますが近日中に検疫後検査を行い、問題なければ半野外ケージへと移動となりますので、もう少しだけ辛抱してもらいます。
対馬もだいぶ春めいてきたので半野外ケージにでるには丁度良い感じです。
まだまだ体格的に小さいので先ずはしっかりとした体格に成長してもらうことをサポートしていきます!
※首や両前肢に毛の薄い部分がありますが、対馬に来る前の検疫前検査の血液検査で剃毛されているだけで病気等ではありません。ご安心ください。