皆さま
こんばんは! 職員の太田です。
対馬でもだいぶ春らしい気候になり、日中は動くと軽く汗ばむような日も増えてきました。
最近まで朝方に氷点下になる日があったのが噓のようです。
この時期は山野に新緑が芽吹くタイミングで植物の観察をするのに適しており、小さな発見があったりします。
初夏を過ぎると、うっそうとした藪になる場所もこの時期ならば葉も少なく春に花をつける植物を捜索するのも楽しいです。
シカの被害が少ない地域ならば、ウバユリや蘭の仲間(シュンラン、コクラン、シュスラン)等が比較的簡単に観察することが出来ます。
かなりシカの密度に左右されますので、地域によっては山野にシダの仲間しか残っていない場所も多いです。
今回散策した近辺では久々にウバユリを見れました。特段珍しい種類の植物ではないですが、ない場所にはないといった感じです。
少し目線をあげるとキブシやツツジ、ユキヤナギが咲いていました。蜜を求め春一番に飛び始めるテングチョウもキブシに集まっていました。