6月中旬、洲藻白嶽に行ってきました!

梅雨も明け暑い日が続いていますね。本センターのかなたもあまりの暑さにヘトヘト…。

日中は日陰でぐっすりと眠っています。

 

さて、今回は対馬の霊峰、白嶽に登った時のレポートです!

白嶽は、正式名称が「洲藻白嶽」対馬市美津島町標高519mの山で、大陸系植物と日本系植物が混生する植生豊かな場所です。対馬ヤマネコ空港から車で15分ほどかけてアクセスでき、多くの登山者が訪れる人気の

観光スポットでもあります。

私が出発した日は晴れ。天候に恵まれ意気揚々と出発!したものの、登山口が奥まった場所にあったためなかなかたどり着けず。

先も見えない中、途中で道を間違えたかと不安を覚えたところで登山口の看板を発見!

 

遂に登山へ出発しました。

白嶽登山のはじまり

歩き始めると、水が綺麗な小川が流れていました。水音が涼しげで空気が澄んでおり、緩やかな道が続きます。

 

道中でハギ科の植物を見つけることもできました。

登山道は看板のルート案内や樹木に括り付けられている黄色のテープを手掛かりにして進んでいました。

 

しばらく進むと足場の悪い岩場が目立ってきました。木々にロープがつけられており、岩場で体勢を崩さないよう、しっかりと掴みながら登っていきました。

さらに進むとどんどん傾斜が急になり、中にはロッククライミングのような場所も…。

岩場に慣れていないせいもあり予想以上に大変な思いをしました^^;

やっとの思いで進み足の疲労もMAX。諦めかけたその時、頂上と思しき白い巨岩が見えてきました。

もう少しだ!と無我夢中になって登った先には無限に広がる青空と海。頂上からの素晴らしい景色に思わず息を飲みました。苦労した分、感動もひとしおです!

 

 

白嶽のシンボルでもある巨大な岩「石英斑岩」は線が滑らかで美しく、

人工的ともいえるほど。どのようにしてこんなに綺麗な形の岩が作られたのか

興味を持たずにはいられないほど魅力に溢れていました。

良い天気の中で素晴らしい景色を眺めながらの昼食は格別でした!特に豆腐の冷たさが身に沁みました。

休憩をした後、名残惜しかったですが日が暮れる前に山頂を後にしました。急斜面の岩場を下るのは登るより難しく、何度か怪我をしそうになりました。

日が落ちてくるとシカの警戒音が聞こえ、帰り道を急いで歩きました。幸い警戒音の後に逃げていったため

大事にはなりませんでした。下山後は厳原の居酒屋で夜ご飯をいただき、予約していた宿で一晩を過ごしました!

 

ここまでご覧くださりありがとうございました!