皆さま
こんばんは、職員の太田です。
今回の記事は久々の対馬のランを探すシリーズの続きとなります。
これまでの詳細は過去記事をお読みいただけたらと思います。
今回も紹介するのは1種+αとなります。先に紹介する種は全国的にも有名で対馬を代表するランです。
やっと野生株の開花に遭遇出来ました…
寒蘭(カンラン)となります。
2019年に長崎県では野生個体の採取が禁止された種ですが、いまだに違法採取が後を絶ちません。
株や産地により個体変異が多く、花弁の色や形が特殊なものは希少価値が高いとされています。
純粋に育成を楽しまれる愛蘭家も多く、愛好家間では繁殖株の交換等も楽しまれています。
そして、オマケの写真は…
間伐により伐採された樹木についていたものを一部回収し自宅で飼育を続けているヨウラクランです。
気候がおかしかったことが影響してか初夏に開花するはずが、最近になって開花しました…
国内最小種と言われており極小の花を咲かせてくれました。ルーペがないとしっかりとした観察が難しいですが美しいです…