先週6月24日、保護個体の「くめはち」が野生復帰しました!
発見時の通報者の方にも見守られながら、元気よく山の中へ駆け出していきました。
くめはちは2024年11月に保護され、保護時の体重が1キロ未満と小さかったため、他の個体より遅く生まれたと推測されました。
よって、春までセンターで飼育し体格を大きくしたうえで野生に帰す方針としていました。
この個体についてはその後の定住、生存確認のため【追跡調査】が行われています。
※追跡調査に伴い、首輪型の小型の電波発信機が装着されています。
↓保護経緯はこちらから
野性復帰前のリハビリでは、小さい体格ながらも果敢に獲物に向かっていく勇敢な個体という印象でした。
落ちている木片などで遊んだりと、好奇心旺盛な性格も垣間見え、野外で生きのびるための素質は備わっているのではと感じました。
野生下では、移動先の環境や、先住のヤマネコたちとの関係性など、生存を左右する要素はたくさんあります。
生き残るのためには、個体の能力だけではなくある程度の運も必要だろうと思います。
野生動物の生存において、こればかりは思い通りにはいかない部分とわかっていますが、長くお世話をしてきた身としては
元気に生き抜いてくれることを願わずにはいられません。

放獣後、まずは1ヵ月を目途に検査捕獲を予定しています。
元気な姿で再会できることを心から願いながら、引き続き追跡調査にてくめはちの行方を見守っていきます。








