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錯誤捕獲による保護収容と死亡について

昨年の126日、自宅にかけていた箱罠にツシマヤマネコがかかっているという通報があり、メスの亜成獣が保護収容されました。倉庫にいたずらをするツシマテンを捕獲することが目的で箱罠を設置していたそうです。※ツシマテンは天然記念物のため、許可なく捕獲することは違法です。

 

体重が1130gと健康的な状態と比べてかなり痩せていました。

※ツシマテンによる家屋の浸入被害等で困っている方がいらっしゃいましたら対馬野生生物保護センター(0920-84-5577)までご連絡ください。侵入被害対策のサポートをします。

↓過去の記事はこちら

https://yamaneko2010.jimdoweb.com/2024/02/04/%E3%83%86

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センターの職員により「ムース」と名付けられました。

 

適正な体重よりもだいぶ軽いことから体重を増やし、脂肪を蓄えた後に野生復帰を検討していましたが、1222日午前311分頃、死亡しました。

死亡する三日前に大量の嘔吐がみられ、食欲もなくなり、餌を一切食べなくなりました。それ以前は特に変わった様子は見られず、順調に体重が増えてきているところでした。

 

死亡後の病理検査によって、保護収容される以前に誤食していた異物(ツバキの種)が腸に詰まった事(腸閉塞)が死因と判明しました。

 

ブログを見てくださっている皆様には残念な報告となってしまいました。

 

ヤマネコがツバキの種を誤食するという可能性を想像出来ず、急な嘔吐が見られたときに原因を特定し適切な対応をすることができませんでした。

 

様々なことが起こり得る事を肝に銘じ、この個体から得られた知見を今後の救護個体対応に繋げていきます。

 

【もしも箱罠やくくり罠にヤマネコがかかっていたら・・・】

罠から逃がさず、対馬野生生物保護センター(0920-84-5577)までご連絡ください。

検査をする為、職員が回収に行きます。故意でなければ罪に問われることはありません。