こんにちは、海です。
対馬もすっかり暖かくなり、過ごしやすくなってきました。
花や鳥も増え、ウキウキしている毎日です。
2年目が始まりましたが、初心を忘れず、今年度もヤマネコと対馬のために精進していきたいと思います。
突然ですが、みなさんは「ろくべえ」という対馬の郷土料理をご存じですか?
ろくべえとはさつまいもから作った粉を発酵させて、こねてうどん状にして、つゆに入れた料理です。
対馬の痩せた土壌でも育つさつまいもを利用して、飢えをしのぐために考案されたものだそうで、ステーションの近くのお店でも食べることができます。
そんなろくべえですが、ステーションの事務の方が作ってくださり、食べさせていただきました!
最初の工程である「さつまいもを粉々にする作業」だけ、私も少しお手伝いしました(笑)
ひたすら棒でたたき続けるのですが、これが想像以上に重労働でした。
ろくべえ作りは、ここからが本番です。
砕いたさつまいもは3週間ほど水にさらしてから水を切り、2カ月ほど発酵させます。発酵が進んだ芋を団子状にし、黒いカビに覆われるまで静置。カビの生えた団子をまた水にさらし、濾してまた水にさらす…、という作業を繰り返し、沈殿したでんぷん質を取り出して小さな団子状に丸めていきます。
そうして完成するのが「せんだんご」です。昔はせんだんごの状態で保存していたそうで、貴重なさつまいもを腐らせないための先人の知恵が詰まっています。
調べてみると、せんだんごの名前は加工されるまでに多くの手間がかかる「千ほどもかかる」ところから来ているとのこと。それほどの手間をかけないと食糧難を乗り越えることができなかったと思うと、今現在も対馬に人が暮らしているのは多くの努力があってこそなんだなと感慨深く思います。
さて、次はせんだんごを「ろくべえ」に仕上げていきます。
せんだんごを水で戻しやわらかい状態に戻した後、練り上げてつくられます。
この麺にすることを「せる」というそうで、私もせる体験をさせてもらいました。
麺は写真のような機械を使って押し出すため、短くて太く、少し縮れた独特の形をしています。
そうして完成したろくべえは、お昼休みにみんなで美味しくいただきました!
対馬で収穫したタラの芽の天ぷらも添えて、とても豪華になりました。
手間暇かけて作られたろくべえはとても美味しかったです。
対馬を訪れた際はぜひ食べていただきたい一品です。
ろくべえ作りを体験できるところもあるみたいなので、興味のある方はぜひ調べてみてくださいね。
おまけ
最近のチョビとさすなです!










