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かなたの近況・今後の治療方針について

対馬野生生物保護センターの公開個体「かなた」について、昨年度末から断続的な食欲不振と嘔吐がみられており、

現在は公開を中止して療養しておりますが、抜本的な改善には至っていない状況です。

 

血液検査、レントゲン検査、エコー検査、内視鏡検査などを行いましたが、明確な異常所見がみつからなかったことから、

今後は個体の身体への負担を最小限にしつつ、対症療法によるケアを中心とした治療方針に移行する予定です。

↑入院室内での最近かなたの様子。食餌は完食できることが多いですが、便状態が緩く、消化機能がなかなか安定しません。

<今後のかなたの公開について>

現時点で公開再開のめどは立っておりませんが、環境省の各種ガイドライン等に沿って、

動物福祉に配慮したうえで可能な範囲での公開を行う予定です。

なお、野外ケージでの飼育に問題がない状態まで回復した際は、非公開ケージでの様子をモニター画面越しに公開することがあります。

 

なかなか元気な姿をお見せできず残念ではありますが、今のかなたにとって可能な限り快適な生活環境を整えられるよう、

引き続きケアを続けていきます。また近況をブログにてご報告しますので、見守っていただければ幸いです。