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くめはちの検査捕獲実施(2回目)

こんにちは。職員の蔭浦です。

対馬でも暑さがようやく落ち着き、ちょうど過ごしやすい気温になってきました。

 

先月20日、今年6月から放獣・追跡調査を実施している「くめはち」の2回目の検査捕獲が行われました。

2回目検査捕獲の結果

捕獲当日の体重は2400gで、前回(8/1:2650g)よりさらに痩せていました。

 

↓捕獲当日の個体と、麻酔下での全身検査の様子。

 

個体自体の元気は十分で、筋肉量も落ちてはいない状態でした。

また、前回放獣後からのモニタリングでは、安定して広い範囲を活発に動き回っていました。

 

しかしながら、糞の中身はモグラや昆虫等がほとんどで、主食であるネズミ類が少ないのが気になりました。

衰弱には至っていないものの、2カ月以上痩せぎみ傾向が続いていることは不安要素です。

 

それらを踏まえ、今後の方針について現場の全員で話し合いをした結果、2週間程度センターで休ませたのちに再放獣する方針になりました。

 

秋からは山に野ネズミが増える季節であること、気温が下がるとツシマヤマネコは自然に体重が増えてくる体質を持っていること、

くめはち本人にまだ体力・気力が残っていること等を考慮した決断でした。

できる限り野生個体として生きられること目指して、引き続き皆でバックアップをしていきます。

 

 

放獣当日のくめはちの様子。
放獣当日のくめはちの様子。

 

次の検査捕獲は1か月半後を目安に行われる予定です。

個体の力を信じつつも、何かあればすぐ収容できるように気を抜かず見守っていきます。

 

 

蔭浦